
習い事が続かないのって、やっぱり問題?

いいえ。続かない理由を知って向き合えば、立派な成長になりますよ
「せっかく始めた習い事なのに、すぐに行きたがらなくなった」
「また辞めたいって言い出した…うちの子、飽きっぽいのかな?」
子どもの習い事が続かないと、親として不安になりますよね。
周りの子が長く続けている姿を見ると、
「うちだけなのでは」「育て方が間違っているのでは」と悩んでしまう方も多いはずです。
ですが、習い事が続かないこと=問題とは限りません。
続かない理由の背景と、親ができる関わり方、
そして「辞める・続ける」を判断するときの考え方を丁寧に解説します。
習い事が続かないのはよくあること

まず知っておいてほしいのは、
子どもの習い事が続かないのは、決して珍しいことではないという事実です。
特に幼児期〜小学校低学年では、
- 興味関心が短い期間で変わる
- その日の気分や体調に左右されやすい
- 「やってみたい」と「続ける力」がまだ結びついていない
といった特徴があります。
大人のように
「上達のために我慢する」「長期的な目標を立てる」
という考え方は、まだ発達の途中です。
習い事が続かない主な理由①|子どもの発達段階によるもの

習い事が続かない理由の多くは、性格の問題ではなく発達段階にあります。
幼い子どもは、
- 楽しいかどうか
- 今やりたいかどうか
で行動します。
「前は楽しかったけど、今は気分が乗らない」
それだけの理由で「行きたくない」と言うことも珍しくありません。
これは「根性がない」のではなく、
子どもが子どもらしく成長している証とも言えます。

習い事が続かない主な理由②|内容や環境が合っていない
続かない理由として多いのが、
習い事そのものが子どもに合っていないケースです。
- レベルが高すぎてついていけない
- 逆に簡単すぎてつまらない
- 指導方法が合わない
- 集団の雰囲気が苦手
こうしたミスマッチがあると、
子どもは「楽しくない」「行きたくない」と感じやすくなります。
これは失敗ではなく、
「合う・合わないが分かった」という大切な経験です。

習い事が続かない主な理由③|親の期待がプレッシャーになることも

親が無意識のうちにかけている期待が、
子どもにとって重荷になっている場合もあります。
- 「せっかく始めたんだから続けなさい」
- 「お金も時間もかけているんだから」
- 「〇〇ちゃんはもうできるのに」
こうした言葉は、
子どもに「楽しい」よりも「やらなきゃ」を強く感じさせてしまいます。
結果として、
習い事そのものが嫌になってしまうこともあります。

習い事は辞めさせていい?続けさせるべき?
多くの親が一番悩むのが、
**「辞めさせていいのか」「もう少し続けさせるべきか」**という判断です。
結論から言うと、
無理に続けさせることが必ずしも正解ではありません。
大切なのは、
- なぜ嫌がっているのか
- 一時的な気分なのか、継続的なストレスなのか
- 習い事の目的は何か
を整理することです。
「続かない=失敗」ではありません
習い事を辞めることは、
「途中で投げ出した」「根性がつかなかった」という失敗ではありません。
むしろ、
- 自分の気持ちを言葉にできた
- 合わないものを選び直す経験ができた
- 新しいことに挑戦した
という点では、立派な成長の一つです。
続かなかった習い事も、
子どもの中には必ず何かしらの経験として残っています。
親ができる関わり方①|まず子どもの気持ちを聞く
「どうして行きたくないの?」
この一言を、責めるトーンではなく、
興味をもって聞いてあげることが大切です。
- 疲れている
- 先生が怖い
- うまくできなくて嫌
理由はとてもシンプルなことも多いです。
否定せずに聞くことで、
子どもは「自分の気持ちを大事にしてもらえた」と感じます。
親ができる関わり方②|「続ける目的」を一緒に考える
習い事を続ける理由は、
「上達すること」だけではありません。
- 楽しむこと
- 体を動かすこと
- 人と関わること
目的を見直すことで、
「続けなきゃ」から「やってみよう」に気持ちが変わることもあります。
親ができる関わり方③|辞める経験も肯定する
もし辞める選択をしたとしても、
それを否定する必要はありません。
「やってみたから分かったね」
「次はどんなことに興味があるかな」
こうした声かけは、
子どもの自己肯定感を守ります。
習い事は「続けること」より「経験すること」が大切
子どもの習い事の本当の価値は、
どれだけ長く続いたかではなく、
どんな経験をしたかにあります。
- 新しい世界を知った
- 挑戦した
- うまくいかない経験をした
これらすべてが、
子どもの成長につながっています。
音楽・リトミックのような「続けやすい体験」という選択肢
「成果」や「上達」を強く求められない習い事は、
子どもにとって続けやすい場合があります。
音楽あそびやリトミックのように、
- 正解がない
- 表現を楽しめる
- できなくても参加できる
活動は、
「続けること自体が目的」になりやすく、
自己肯定感や意欲を育てやすい特徴があります。
習い事が続かなくても大丈夫
習い事が続かないからといって、
子どもがダメなわけでも、
親の関わり方が間違っているわけでもありません。
- 続かない理由を知る
- 子どもの気持ちを尊重する
- 辞める経験も成長と捉える
この視点を持つだけで、
親子ともに気持ちがずっと楽になります。
「習い事 続かない 子ども」という悩みは、
子どもが自分らしさを探している途中のサインです。
焦らず、比べず、
その子に合ったペースで、
学びや体験を楽しんでいきましょう。

